お正月は普段あまり会えない家族や親戚と話す機会が
ある方も多いのではないでしょうか。
私も親族の中で去年定年を迎え、嘱託となった男性がいたので、
仕事柄いろいろ知りたくて質問しました・・・。
その男性は管理職としての責任や業務は定年前と変わりないのに、
給与はかなり減ったそうで不満に感じているようでした。
もちろん雇用保険から高齢者雇用継続給付金を受け取ることもできます。
でも「だからいい」ということでもないですよね。
「同一労働同一賃金」の考え方からすれば、これは問題だと考えます。
「再雇用」の待遇も変わってくる?
1月6日の日経新聞にも記事がありましたが、
これからは嘱託でも成果に応じた待遇を整えることが
必要になってくるでしょう。
給与もそうですし、場合によっては賞与を支給するケースも
出て来るでしょう。
そうすることでシニア世代の意欲を高めることもできます。
豊富な人生経験を活かす
また私個人は、シニアならではの役割があってもいいと思います。
例えば今の管理職はプレイング・マネージャーが多く、
部下の育成にかけられる時間も限られています。
そういう時に人生経験も豊富なシニア世代に
フォローしてもらうこともよいのではないでしょうか?
もちろんシニア世代も、自分たちの成功体験や価値観を
押し付けては逆効果なので、その辺りは留意してもらう
必要があります。
若手が成果を出せるように背中を押してあげる、
メンター的なサポートをしてあげたらいかがでしょう?
後継者育成と言う意味でも、シニアならではの活躍が
期待できると考えるのは私だけでしょうか・・・。