史上最長のGW連休も終わりましたね。
連休を楽しんでお仕事に戻った方、
連休中はお仕事で、今お休みされている方もいらっしゃるでしょう。
私も自宅で仕事をしながら、家の中の片付けなどもできました。
連休中はさすがに人事関連の話題は少なかったので、
連休前に目を引いた記事をご紹介します。
活況の中途採用
4月28日の日経新聞に
「転職8年連続で増」という記事が掲載されました。
人手不足で中途採用も活況のようです。
2018年は前年に比べて5.8%増の329万人が転職。
8年連続で増えているそうです。
転職時の収入増も増えてきているようで、
昨年10%以上高くなった人は30.1%。
年度ベースで初めて3割を超えました。
転職理由は「より良い条件を探す」が全体の3割。
前向きな転職が増えていますね。
幻の「35歳限界説」
年齢もかつては「35歳限界説」と言われましたが、
2018年は34歳までの若年層が43%、45歳以上の中高年層が38%。
若年層は10年前では前転職者の52%を占めていましたが、
去年は43%まで低下。
中高年層は逆に11ポイント増えています。
考えられる原因として、年功序列が崩れてきた結果、
中高年が会社で長く働く理由が薄れてきていることがあります。
それならまだ気力・体力のあるうちに転職して
「次のステップ」を目指そうと考える人も出てきます。
雇用の流動化が進めば、成長産業に人が集まるようになりますね。
こうした動きがもっと活発になってくると、
自己啓発の機会も増えてくるのではないでしょうか?
より良い転職先を見つけるために、スキルアップを
意識するようになりますからね。
それが全体的な底上げにもなり、
競争力の高い人材が増えることを期待したいです。
「日本は資源のない国。唯一の資源が人」と
昔から言われてきました。
でもバブル崩壊以降、この考えは隅っこに
押しやられてしまっていたように感じます。
新しい令和の時代は、改めて「人が資産」とするために
何が必要か考え、行動していきたいですね。