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組織で「共感」のエネルギーを活用するメリット

組織で「共感」のエネルギーを活用するメリット

 

今年の4月から先見経済と言うビジネス誌に

「エンゲージメントが組織を変える」と言う

テーマで連載記事を書かせて頂きました。

10月1日に発行される10月号で最終回となります。

 

人事関係の人には「エンゲージメント」と言う言葉が

だいぶ浸透してきたようですが、一般的に認知されるまでは

もう少し時間がかかりそうです。

 

みんなで育てる

その「エンゲージメント」と同じようなことが

映画の世界でも起こっていることを最近知りました。

 

9月24日の日経新聞の春秋欄で紹介されていました。

皆さんは「カランコエの花」と言う映画をご存知ですか?

私はまだ観ていないのですが、こんな内容だそうです。

 

ある高校2年生のクラスである日突然LGBT性的少数者についての

授業が開かれました。このクラスだけの講義だったので、

当事者がいるのではないかと、と詮索をしてしまう。

とても難しく繊細なテーマです。

 

この映画は7月に公開が始まったそうですが、

その後上映期間は延長を繰り返して館数も増えているそうです。

 

口コミでどんどん広まり、映画のテーマに共感する人が

何度も映画館に足を運んだ結果です。

 

花を育てるように作品をみんなで育てる、と言う意味で

こういう活動を「水やり」と呼ぶそうです。

 

「共感」のパワー

日経新聞のこのコラムを担当された方は、ネット時代の

売り方のコツは「愛」と10年以上前に聞いた時、

疑問に感じたそうです。

 

「愛」より「共感」の方がわかりやすいかもしれません。

 

これがまさしく「エンゲージメント」なのです。

 

人は共感するものを支援するし、周りの人にも薦めます。

しかもそういった事を誰かから言われたりするのではなく、

自ら行動します。

 

こんなことが組織の中で起こったらスゴいことになりませんか?

 

働く人が組織の理念や提供する価値に共感して自ら活動する。

そんな組織を増やしていきたいと言う想いで私は活動しています

 

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