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覚悟を持った人材に来てもらうために必要なこと

覚悟を持った人材に来てもらうために必要なこと

前回のブログでは内定者フォローについて書きましたので、今回はインターンをテーマにします。

 

2021年卒の学生から就活の経団連ルールが廃止され、政府主導のルールに切り替わります。

 

今のところ大きな動きはありませんが、これからいろいろ変化が出て来るかもしれませんね。

ほとんどの就活生がインターンに参加する

最近はインターンもすっかり定着し、学生の7-8割は参加しているようです。参加する回数も多い学生は15社など、積極的に動いています。

 

夏休みや冬休みに実施されるインターンだと短いものは1日から、長いものだと5日くらいが多いようですね。

 

1日だとグループで課題解決のワークを行うパターン。3-5日くらいだと、実際に社員に同行したり、より事業に踏み込んだワークをしているようです。

 

最終日にはプレゼンも行い、その後フィードバックをもらう、というワークショップに近いものもあります。

 

参加することで成長を感じられるものが学生には好まれるようですね。

盛ってはダメ!

ただ企業が良いところだけしか話したり見せていると不信に感じたり、理解が深まらない、とのコメントもありました。

 

私が面接官研修やコンサルティングを行う時、

「都合の悪い質問などがあっても正直に答えてください」と話しています。

 

正直に話した上で、

「私たちもこの点は課題だと自覚していて、これからこういう取組みをしていくつもりです」

 

と聞けば、学生も安心するのではないでしょうか?

 

インターンの時も社内を見る機会がなかったりすると、学生としては「見せられないのかな?」と不安になるようです。

 

ついつい良いところだけを見せたくなりますが、そうすると入社後のギャップを引き起こす原因にもなります。

 

入社した後に

「こんなはずじゃなかった・・・」

 

こういう気持ちがつもりつもって早期離職になる可能性があります。

 

あくまでも現状を正直に話したうえで、それでも入社する覚悟のある人を採用したいですね。

 

採用、離職、欠員採用、の繰り返しでは根本的な解決にはなりません。

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