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マインドセットで望む成果を手に入れる

マインドセットで望む成果を手に入れる

 

東京オリンピック開催まであと2年となり、

関連イベントを最近よく見かけますね。

 

チケット申し込みのためのID登録や、ボランティアの

登録なども始まっているようです。

 

2013年に決まった時はあと7年か~と思っていましたが、

あっという間にここまで来ました。

 

車いすラグビーの大金星

そんな中、日経新聞で先日パラスポーツの特集を

していました。私はスポーツに疎いのでこの記事で

初めて知りました。

 

車いすラグビーがこの8月に世界選手権で強豪の

オーストラリアやアメリカを押さえて金メダルを

獲得していたのです。

 

当時のランキングで日本は4位。オーストラリアは1位、

アメリカは2位。車いすラグビーに詳しくなくても、

これがどれだけ大変なことかわかります。

 

日経新聞の特集記事によると、全勝同士で当たった

一次リーグ最終戦は対オーストラリア。

そこで13点差で負けて2位通過。

 

通常であれば試合後はビデオで修正点などを話し合う

ことが慣例だそうです。でもこの時ばかりは

ヘッドコーチから「ビデオを見るな」との指示が

出たそうです。

 

自信をなくさないように配慮した結果かもしれません。

 

でも主将の池選手は「気持ちの切り替えができていない」

と感じて、準決勝当日に選手だけの緊急ミーティングを

招集したそうです。

 

そこで12人の選手全員に「日本チームの長所」を

挙げていってもらったそうです。

 

そうすると12個のいいところがでてきますね。

 

そうすることで

「自分たちのいい時はこういったことができる」と

気持ちを切り替えることが目的でした。

 

きっとこの成果でしょう。

準決勝ではアメリカを相手に終始リードを保ちました。

 

決勝で再びオーストラリアと対戦。でも今回は

一進一退の攻防を1点差で押さえました。

 

一次リーグでは13点差あけられた相手に1点差で競り勝つ。

しかも金メダルがかかった決勝戦で。

 

その集中力とメンタルの強さに感嘆します。

 

心の持ちよう

このストーリーを読んで、マインドセットの

大切さを改めて感じました。

 

マインドセット、「心の持ちよう」は

いろいろな方法で変えられます。

 

今回のように主将の「問い」によって選手全員が

良い時のことをイメージできました。

 

使う言葉によってもマインドセットは変わります。

 

そしてイメージすることも大切です。

それを成し遂げた時の自分の姿をイメージする。

 

人間の脳とは本当にすごいもので、こういうことを

繰り返すことで、その通りに動いていくのです。

 

私自身も毎朝アファメーションをしています。

アファメーションとは

「自分自身に対する肯定的な宣言」。

 

これを繰り返すことで自分自身に言い聞かせるような

感覚です。きっと潜在意識にもなんらかの働きかけが

あると思います。

 

今回はスポーツの例ですが、

私たちにも充分活用できるものです。

 

読者の皆さんも試してみてください!

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