連続の猛暑日が途切れて少し楽になりましたね。
暑いのが苦手な私は少しほっとしています・・・。
活況の転職市場
先日厚生労働省から2018年の雇用動向調査が発表されました。
転職で賃金が増加した人の割合が
前年より0.6%高い37.0%だったそうです。
比較可能な2004年以降では最高水準。
なかでも賃金が1割以上増えた人が25.7%もいたそうです。
1割以上増えた人たちを年代別で見ると、19歳以下が最も高く40.0%。
驚異的な数字です。
次が20-24歳で35.8%
「転職35歳限界説」と言われていた
35-39歳で28.6%が1割以上アップ。
40代でも20%台です。
尚、この数字は全ての雇用形態が含まれるので
パートなども対象です。
ただ50代に入ると、転職で賃金が増える人より
減った人の方が多くなっています。
50代の人たちが転職できないわけではなさそうですが、
賃金が下がることを覚悟しての転職となりそうですね。
でも経験豊かな50代は中小企業や地方でニーズが高いとも聞きます。
条件が合えば良い転職も見つかりそうですね。
転職しやすくなると・・・
これだけ転職市場が活況となってくると、
今いる社員が辞めはしないか、経営者や管理職の方は
心配ではないでしょうか?
こんな時こそ社内の体制を強化していくことが
大切だと私は考えます。
人事制度を整える
働きやすい環境をつくる
風通しの良いカルチャー
社員の退職とは一見関係がないように見えるかもしれません。
でも退職する人のほとんどはなんらかの不満を持って退職します。
そしてその多くは人間関係なのです。
社員同士で良い人間関係を築くことができれば、
ハラスメントもなくなると私は思います。
そういう環境をつくるためには、何か一つだけやっていればいい、
とはいきません。
多面的な取組みで風通しの良い組織を作ることが
必要ではないでしょうか?
そういった活動を私はサポートしていきたいと考えています。