2019年最初の投稿です。
読者の皆さまにとって、素晴らしい一年となるよう願っております。
私自身は年末年始は地元にこもって、用事を片付けつつ仕事もしながら
静かな新年を迎えました。
では本題に入りましょう。
このブログではこれまでも「学びなおし」や
「リカレント教育」について何度か書いてきました。
最近はメディアでもこれらのテーマがよく取り上げられています。
私が購読している日経新聞だけでも、立て続けに記事が
掲載されていました。
人生三毛作
2018年12月13日掲載の連載記事「ポスト平成の未来学」。
私が毎週楽しみにしている連載です。
この回では「学びなおしで三毛作」がテーマでした。
人生が70年くらいだった時代では学校を卒業して
一つの会社に勤めあげて定年、老後を楽しむで
ちょうどよかった。
でも人生100年時代では30-40年も余生がある。
経済的な不安もあるし、そもそも長すぎて退屈しそうですね・・・。
企業側にとっても人生100年時代のキャリアを一つの会社が
用意するのは難しくなるでしょう。
そうすると会社に頼るのではなく、個人がいくつになっても
稼ぐ力を持つことが必要になってきます。
そんなことから東大の柳川範之教授は「人生三毛作」を
提唱しています。
具体的には雇用契約を20年ごとに区切ってキャリア見直します。
40歳、60歳くらいのタイミングで見直していくのです。
面白い考えだと思いました。
20年も一つの会社や職種を続けていれば、次にやりたいことも
見えてくるのではないでしょうか?
働ける限り働く
「何事も遅すぎることはない」
これは私のモットーでもあります。
そしてそれを実践されている人たちが他にもいます。
記事では60-70代の人たちが集まるプログラミングの
勉強会を紹介していました。
皆さん楽しそうにスマホ向けのアプリ開発などしているそうです。
別の事例です。
実は私は昨年の10月に東京都の「ライフプランアドバイザー
養成講座」を受講しました。
いろいろなテーマで講義があり、それぞれ専門分野の
講師が担当します。
10科目あり、私の記憶に間違いがなければ9人の講師が70代。
一人80代の方もいらっしゃいました。
80代の方は横浜から大崎まで電車で来て、
3時間立って講義をして、横浜まで電車で
帰宅されたと思います。
大先輩方がこのように活躍されているのを見ると、
「年金を65歳まで受け取れない」などと
文句を言っている場合ではないな・・・と感じました。
講師の中には50代の時に本業とは違う分野の勉強を始めて、
今その分野で講師を勤めるまでになっている方も
数人いらっしゃいました。
何事も遅すぎることはありません。
思い立った時が「吉日」、その時から始めればいいのです。
私がこのタイミングで起業したことも、こういう流れだったのかなと
感じます。
これからは「働ける限り働く」が普通のことになっていくでしょう。
そしてそれを可能にするために健康寿命を少しでも長く
していくように心がけたいですね。