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就活ルールは必要か?

就活ルールは必要か?

経団連の就活ルールでは3月1日より

企業の広報活動を解禁しています。

 

ところが解禁前の2月時点で、既に内定を取得した学生が

1割弱いることがわかりました。

 

「筆記試験や面接などの選考を受けた」

という学生が39%いるそうです。

内定はどこから?

その内、約7割がインターン参加企業の

本選考を受けたとのこと。

 

インターンに参加して、自社の興味が高まっている間に

内定を出して囲いこもうとしているのではないでしょうか。

 

インターンと採用選考を直結させないように

経団連は加盟企業に求めていますが、

実態としては水面下で選考活動を進めている企業もある、

ということですね。

 

インターンは3年の夏休み頃から参加する学生が多いので、

実質的に就活が前倒しになっています。

 

それが学業に影響しないか懸念も出ていますね。

 

またインターン以外にも外資系企業や経団連に加入していない

企業が早めに内定を出しているようです。

就活ルールの変更

2021年卒からは政府が就活ルールを主導することになっています。

 

2021年卒に関しては、20年卒と同じスケジュールで

進めることが決まっていますが、その後はどうなるか

分かりませんね。

 

罰則規定がない限り、ルールを無視する企業は出てくるでしょう。

 

でも私の個人的な感覚では、そもそもルールが必要なのか?と感じます。

 

就職活動をいつ行うのかは個人の自由であるべきで、

早く始めたい人は始めればいいし、

学業に専念したいなら卒業してからでも構わないと思います。

 

やはりこの一括採用というのが、もう時代に合っていない。

企業側の都合で一括採用にしている面もあるし、学生側も

そのプロセスに乗って活動しているように感じます。

 

一括採用のメリットは一斉に面接・選考して、

採用、入社後の研修などもできるので楽ですからね。

 

終身雇用が崩れた今、一括採用に固執する理由は

これだけと言っていいでしょう。

 

これからの就活

いっそのこと通年採用にするか、もしくは幾つかの企業では

もう初めている年齢制限の緩和もよいのではないでしょうか?

 

年齢30歳未満で○○年4月1日から就業可能ならOK,という企業もあります。

 

こうすれば柔軟的な対応ができますよね。

 

在学中は研究に集中したい学生などは、

卒業してからじっくり就職活動ができます。

 

もちろん、学生側の意識も変える必要があります。

みんなが同じ時期に就活をしなくてもいい、

自分のペースで活動すると言う意識が必要です。

 

海外では「ギャップイヤー」と言って、卒業した後、

ボランティアや海外旅行をして、それから就職すると

いうことが一般的に認知されています。

 

いろいろな経験をしてきて知見を広げた学生を採用できるので、

ダイバーシティにもつながります。

 

日本の就職活動も、企業と学生双方にメリットのある制度に

なることを期待します・・・。

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千葉理恵子

2020年06月10日

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