組織活性化コンサルタント千葉理恵子 公式サイト

「70歳定年」の次は「副業」?

「70歳定年」の次は「副業」?

 

先週は「70歳定年」について書きましたが、

今週は「副業」をテーマにします。

 

最近「副業」に関する記事が少なくとも2回、

日経新聞に掲載されました。

 

1回目は20日月曜日の一面トップ

「副業解禁、主要企業5割」

 

2回目は23日木曜日に

「副業推進へ政策総動員」

 

「副業」がテーマで週2回、

けっこう大きな記事での取り扱いは珍しいですね。

どうやら政府は「70歳定年」の次は「副業」を推進したいようです。

意味するところは・・・

安倍内閣は「1億総活躍」がテーマです。

言葉を変えると「働け!」ということ。

 

生産年齢人口が減っていくので働ける人はとにかく働いてください、

ということです。

 

人事の観点から考えると、「副業」はメリットもデメリットもある

諸刃の剣です。

 

人材育成という意味では、他流試合を経験するのはいいことだと思います。

人脈も広がるでしょうし、視野も広がるでしょう。

 

ただ労働時間の管理や、本業への影響を考えると、

やみくもに何でも認めるわけにはいかないですね。

副業を承認している企業では

知人が勤めている会社では、本業とまったく違う副業を申請して、

承認されれば可能、という制度があるそうです。

 

私の記憶に間違いがなければ、その制度の承認第一号は

「移植ドナーのマッチング」をボランティアで活動したい、

というような副業だったと思います。

 

知人の会社は人材サービスで、承認された方は確か

営業関係の方だったと思います。

 

本業とは全く違いますし、社会貢献につながる、

ということで承認されたようです。

 

なぜ「本業とまったく違う」ことが条件かと言うと

「本業に近いなら社内でやってください」

という理由だそうです。

 

こういう制度であれば「他にやりたいことがある」という人の

退職は防げるので、一定の効果はあると思います。

他の制度でも「副業」はできる

他にも最近は「社内起業」が可能な会社もあります。

 

また社内ではなくても個人で起業したり、

社外のプロジェクトに参加しながら、

週3-4日は会社で働く。

 

そんなことが可能になれば、多様な働き方ができそうですね。

 

ただそうすると会社の機密情報や顧客情報の取り扱いが

一層難しくなるかもしれません。

 

どうしても悪意のある人も出てきますからね。

 

でもそういった情報管理のハードルをクリアできれば、

みんながイキイキ、ワクワクしながら働けそうな気がします。

 

考えてみれば約30年前、平成が始まった時は、

携帯電話が世に出たばかりの時でした。

 

30年後の今はガラケーさえあまり見かけなくなりました。

 

変化のスピードを考えると、20-30年後には

おそらく今とはまったく違う働き方をしているでしょうね。

 

関連記事

千葉理恵子

2020年06月10日

おススメの記事