前回の記事では「速い思考」で判断したものを「遅い思考」で検証することを説明しました。
これは時間がある時や、判断するための充分な情報がある時は理想の決断方法だと思います。でもビジネスにおいては不確かな情報だけで決断しなくてはならない時もよくあります。
速い思考を更に鍛える
そういう時は「速い思考」が求められますが、「速い思考」もスピードと質を磨いていくことは可能だそうです。
「速い思考」を磨いていくと「直観」となるそうですが、最近人口知能の分野でよく聞く「ディープラーニング」は、まさしくこの「直観」を鍛えているそうです。
「人口知能」と聞くと、コンピューターでありとあらゆる論理を詰め込んでいるというイメージがあります。でも「ディープラーニング」は、膨大なデータを読み込ませて、コンピューター自体が学習しながら判断できるようにしたものだそうです。
ですからより人間の脳に近くなったと言えるのではないでしょうか?
「経験」で差をつける
2016年に囲碁の名人を負かした人口知能は、まず直観、「速い思考」で次の一手となる選択肢をいくつかに絞った後に、「遅い思考」で絞り込んだ選択肢から最も良いと思われる一手を選んだそうです。
素晴らしい連携プレーですね。
でも私たちだって同じようにできるのです。囲碁対戦した人口知能は膨大なデータから次の一手を判断しました。
ですから「経験を積む」ことは「ディープラーニング」にもつながることなのです。
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