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ビジネスにおける印象の良い断り方

ビジネスにおける印象の良い断り方

 

私は断ることは悪いことではないと思います。むしろ「できないこと」を「できる」と言うことの方が失礼だと考えます。

 

中途半端な対応をして相手に迷惑をかけたり、期待させて裏切るような結果になるより、はっきり伝えた方が余程お互いのためになりますよね。

 

「ノー」と言えない人たち

 

でも実際には「ノー」と言えずに困って人が多いようです。遠回しに言っても結局相手にうまく伝わらなかったり、やむなく受け入れてしまいストレスをためていたりしませんか?

 

大切なのは言い方です。相手に失礼にならないように断ればいいのです。そうすることで、あなたはストレスをためなくて済むし、毅然とした態度を見せることで逆に好感を持ってもらえることもあります。

 

例えば仕事を頼まれたけど、すでに手一杯で言われた期限までに完了できそうもない時、あなたならどうしますか?

 

何も言わずに受け取ってさらに残業しますか?

 

逆ギレして断りますか?

 

それとも他の人に頼みますか?

 

印象の良い「ノー」の言い方

 

私だったら、こう答えます。

 

「今はこれとこれをやっていて明日のお昼頃までかかりそうです。それからこちらに取り掛かって早ければ明日中、もしくは明後日にはできると思いますが、それでよろしいですか?」

 

ただ断るだけではなく代替案を提示するのです。

 

それでも相手が引き下がらないなら、上司に相談してどちらを優先するべきか決めてもらいます。

 

コツとしては「忙しいから」、「時間がない」などを理由にすることは避けましょう。「忙しいのはみんな同じ」と逆襲を受ける可能性もあります。

 

「ノー」を言うことで自己アピールになる

 

「自分だけ我慢すればいいから」と思う人も多いと思います。でも我慢ばかりでは長く続きません。

 

またこのように自分から行動することで、自分の時間を管理できるようにもなります。そうすると、この人は安請け合いしないで、きちんと時間管理しているという印象を周りの人に与えるようになり、結果的にあなたの信頼度を上げることにもなります。

 

この方法をぜひ笑顔で!試してみて下さい。

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