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人生100年時代、何歳で定年しますか?

人生100年時代、何歳で定年しますか?

皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?

 

平成25年4月1日に高年齢者雇用安定法が改正され、

従業員を65歳まで雇用する制度に改めるよう、

企業に義務付けられました。

 

具体的には

・定年退職制度の廃止

・定年年齢の引き上げ

・再雇用制度

 

のいずれかで実施することになります。

 

実際のところ、約8割が定年年齢は60歳で「再雇用」で

対応しているところが多いようです。

 

この制度変更は同じ時期に公的年金の報酬比例部分の

支給開始年齢の段階的な引き上げが始まったことと

関係しています。

 

年金支給年齢が繰り上げられ、無収入、無年金状態に

なる人が出ないようにするための措置でした。

 

私は当時企業に勤めていたので、就業規則変更が

あったことを覚えています。

 

さらに定年が繰り上がる?

そして先日6月16日の日経新聞朝刊の一面に

「浮上する70歳定年制」というタイトルがありました。

 

あれからわずか5年で「70歳定年説」が出てきたことに

なります。高齢化が加速していることを感じますね。

 

平成25年の改正で60歳から64歳で働く人は5年間で

8.5パーセント増えたそうです。

 

最近は60歳でも元気な方が多いですし、人手不足も

あります。政府としてはもっと働く人を増やして

いきたいでしょうね。

 

ただ現在は月収と年金月額の合計が46万円を超えると

年金が減る仕組みになっています。

 

これがネックになっているので、厚生労働省も見直しを

始めました。

人生100年時代の生き方

定年制度だけではなく、寿命も長くなっています。

 

皆さんは「ライフシフト」という本をご存知ですか?

日本語版は2016年10月に発行されました。

 

副題が「100年時代の人生戦略」となっているように、

100年生きることを前提にした生き方を提案しています。

 

著者はリンダ・グラットンという女性でロンドン・

ビジネススクールの教授です。

 

日本政府も昨年9月に「人生100年時代構想会議」を

立ち上げて政策を考えているようです。

 

人生が100年あるとすると、60歳で定年しても

その後さらに40年あることになりますからね。

何をしたいのか、定年前から考えて準備して

おくことをお薦めします。

 

これから定年を迎える世代は日本の高度経済成長期を

支えてきた人たちです。

 

「24時間戦えますか?」を地でやってきたので、ある意味

「モーレツな会社人間」で、企業文化にどっぷり浸かって

きました。

 

そんな人たちが突然会社に行かない生活を始めると、

とても戸惑います。

 

そして会社でのやり方や価値観を家庭に持ち込んだり、

趣味がなく一日家にいて何もしない・・・

そして、家族とうまく行かなくなったり、動かないので

身体も弱ってきたりします。

 

そんな事例を身の周りで見てきました。

 

皆さんはそんなことがないように、じっくり準備して

ご家族とも話し合って頂きたいと思います。

 

私たちの生き方も社会保障制度もこれから変えていく

必要がありそうですね・・・。

 

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千葉理恵子

2020年06月10日

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