人に言われたことで「カチン」とすることはありませんか?
その「カチン」の音が「あなた」という器の縁にぶつかった音だと聞いたことがあります。
ですからいつも「カチン、カチン」鳴っている人は器の小さい人ということになります。
その後どうするか?
「カチン」と鳴って、その後どうするか。それ次第でそのままの器で生きていくのか、より大きな器に成長するのか変わっていきます。
今では独立して成功しているある人の転機は、お客様の「だから何?」という言葉だったそうです。
その人は商品の機能性ばかり説明していたそうですが、お客様のこの言葉に「はっ!」としたそうです。
以前にも「相手目線で話す」ということを書きましたが、お客様が知りたいのは機能よりも、「それがどう役立つのか」です。
「だから何?」と聞かれてそのことに気づいたそうです。
そうは言っても人間ですから
でも正直そう言われると「カチン」となるし、傷つきますよね?それにめげず、ここでもう一歩踏み込むことが大事です。
なぜ「カチン」ときたのか?
「だから何?」の答えを冷静に考えてみる
本当のことを言われたから「カチン」としたんだ、と客観的に考える
時間をおいて冷静になった時に振り返ってみると良いですね。
こうやって冷静さを欠く時は、往々にして自分にとって耳が痛いことをつかれた時だったりします。だから否定したくもなります。
でもそれを乗り越えれば、より大きな器になって「カチン」となることが少なくなります。そんな余裕のある心を持ちたいですね。