7月4日に投稿した「人生100年時代、何歳で定年しますか?」
の記事で初めて「70歳定年」と言う言葉使いました。
このブログの記事は6月16日の日経新聞朝刊に掲載された
「浮上する70歳定年制」について書いたものです。
そして先日9月6日に「70歳雇用努力目標に」という記事が出ました。
こうやって時系列で見ると、6月16日に「浮上する70歳定年制」
と言う記事でさり気なく頭出し。
9月に入って「70歳雇用を努力目標に」の記事。
なんだか政府の意図を感じるのは私だけでしょうか・・・。
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避けられない流れ
でもこれは避けられない流れだとも思います。
日本の労働人口は減っていくばかり。これを維持するためには、
今働いていない人を労働市場に駆り出すか、
外国人を受け入れるしかありません。
最近の60歳代の人はとても元気なので働こうと思えば
70歳近くまでは働けると思います。
変えていくもの
でもそのためには変えなければいけないこともあります。
平成25年4月1日に実施された高年齢者雇用安定法の改正で、
企業に対し、65歳までの、
- 定年延長
- 再雇用
- 定年廃止
のいずれかの対応を求めました。
結果、8割の企業が再雇用で対応しています。
定年延長や廃止だと、年功序列で高くなった給与を維持して
いかなければなりません。それは企業にとって大きな負担です。
ですから「再雇用」として、新たな雇用契約にすることで
賃金を抑えることができます。
でも再雇用後の給与があまりに低いと年金をもらった方が得、
として年金生活を選ぶ人も多いようです。
今後政府としては、年金制度や雇用制度の見直しを進めて、
高齢者雇用を促進していくのでしょう。
私たちは何歳まで働くのかな・・・。
いずれにしても健康であることが一番ですね!
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